旅日記 and 写真

2012/09/27~10/01 九州初上陸

5月にトラピックスの沖縄 4泊5日39,800円 ツアーに参加してとてもこの値段では考えられないような豪華なツアーだったので、味をしめて九州 4泊5日39,800円 ホテルのランクアップ+10,000の計49,800円を8月に申し込みました。当日は、福岡空港から直行で別府温泉のホテルへ 二日目は、湯布院散策・熊本県阿蘇外輪山が、展望できる

瀬の本高原・宮崎県高千穂峡そして鹿児島県霧島温泉のホテルへ 三日目は、知覧特攻平和会館・磯工芸館そして

熊本県阿蘇温泉郷のホテルへ 四日目は、佐賀県柳川舟下り・長崎市内見物 五日目は、長崎平和公園を見て一路

福岡空港へ バス移動距離約1,220㎞の大移動旅行となりました。結局は、九州のほんの一部しか観ていなかった。桜島も雨にかすみうっすらと稜線が見えただけ。と欲求不満のツアーとなりました。しかし、いつもはテント持参のキャンプ生活ですが、4泊5日の「上げ膳据え膳」ふとんも敷いてくれるので、少しはカミさん孝行になったのかな・・・

良かったことは、ホテルの温泉では、いまいち満足できず湯布院散策の合間をぬって、金鱗湖畔にある共同浴場「下ん湯」入れたこと。稲佐山中腹にあるホテルからの夜景の素晴らしいこと。そしてガイドさんの話が上手で、バスの長距離移動でも話に耳をかたむけ眠ることはありませんでした。天孫降臨の神話を聞き、西郷隆盛の最後・特攻隊の話・「長崎の鐘」の永井博士の話などは涙を流しながら聞いている乗客が多く、私も隠れて涙を拭きながら耳をかたむけていました。

知覧特攻平和会館は、若くして逝った特攻隊員の遺書、遺品が展示されています。見学者は、展示されている67年前の若者が、明日死ぬことを覚悟して書いた遺書の前で立ち止まり、一字一句かみしめながら読み、父、母、兄弟そして国を思う気持ちにふれ嗚咽、涙しながら見学していました。

そして長崎平和公園 長崎原爆被害 死者73,884人 負傷者74,909人と多くの人が、1発の原爆で被災しました。67年たった今も後遺症に病んでいる人がいる。戦争を体験した人は、戦争の恐ろしさ、残酷さ、愚かさを知っています。戦争知らない私たちは、平和の尊さ、素晴らしさを知っています。私たちは、過去の戦争を知り未来永劫の平和を守らなければなりません。平和祈念像の前には修学旅行の学生さんたちが神妙に黙祷をささげていました。日本の若者は、高校生までに平和学習の一環として、長崎平和公園・知覧特攻平和会館・広島原爆ドーム・ひめゆりの塔 そして各地にある戦争史跡を訪れて欲しいものです。

そんなこんなの九州初上陸ツアーでしたが、桜島さんも「今度また来んか」と言っているし、まだまだ九州をほんの一部しか見ていないので今度は、団体ツアーではなくマイカーで気ままな旅をしたいものです。

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